ぼくのカブ
2013年12月24日、クリスマスイブの日に僕の唯一の趣味であり、唯一の財産でもあるホンダのスーパーカブは盗難に遭い、先日戻ってきました。連絡をくださった尼崎北警察署さんによると、中古車屋さんが集まる競りに誰かが持ち込み、そこで盗難届の出ている車体であるとわかった。かわいそうに思った中古車屋さんの一人が通報してくださったとのこと。それ以上の情報は頂いておりませんが、その善意に心から感謝致します。誰が持ち込んだかもわかりません。 5月の中旬には車体が手元に戻ってきました。 少し乗ってみたところ、燃調に関する部分に某質問サイトでも見られるような不具合がありました。 作業できるのは週末毎です。 一週目、キャブの分解洗浄。キャブ内に錆などが見られました。その後組み直しましたが症状変わらず。 二週目、ちょうど、任意保険の手続きで車体整備に詳しい従兄弟が来てくれたので症状を話す。 「キャブやってあかんかったら、その元のとこやで」 キャブにガソリンが流れるところの元、そう、ガソリンタンク、ガソリンホースです。 ここから四週間空きます。 五週目、ガソリンタンクを外し、届いたガソリンタンククリーナーを適量投入し一週間置きます。 六週目、コーナンで耐油ホースを購入。ガソリンタンクを元に戻す。乗ってみる、症状無し。 ざっくり書きましたが、実際は何度も間違い、悩み、手は真っ黒け、写真もありません。 この年になると、わからないことに挑戦することって、なかなかありません。本当に自分の守備範囲外のこと、自分の経験がなにも役に立たないこと、それをやってみて失敗してその範囲の中で修正の為の情報を新たに選て修正、正解を見つける。こういった経験をするのに、カブという趣味は僕に魅力的です。もちろん、整備以外にも、移動、キャンプ、その土地土地の植生等々楽しみ方は無限です。歳を取って、二輪を乗るにあたり周囲を認識する能力や運動能力が足りなくなるまでは乗ります。この車体に。 現状は、エンジン内部に劣化が見られ、振動が大きいです。これについては僕はzoil信者なので投入してみる予定です。 ツーリング用に、ハンドルにGshockを取り付けていました。それもそのまま戻ってきました。少し時間は遅れていましたが、ストップウォッチが最後に止